米SEC、9つのビットコインETFを否認から再審査へ変更

昨日8月23日に下されたビットコインETFの否認判断が、一転して「再審査」へくつがえったと公式で発表されました。

SECの第三次ETF否認によりビットコイン急落するも影響小さく

 

なぜ一夜明けて、判定が一転したのかを見ていきたいと思います。

ETF承認を主張するSECコミッショナーの存在

その存在とは、クリプト・ママと呼ばれるへスター・ピアース氏。

7月のウィンクルボス兄弟がETF否認されたときも、へスター・ピアース氏は下記のように異を唱えており、ETF承認のキーパーソンであることは間違いありません。

ビットコインは未だ熟成しておらず、尊敬を集めておらず、十分に規制されてないからビットコインETFはダメらしい。私は反対だ。

このようにビットコインETFの承認をするべきだ、と主張をしていました。

これを見たRedditの仮想通貨コミュニティーは彼女に「クリプト・ママ」というニックネームを授けています。

へスター・ピアース氏は何者?へスター・ピアース氏は、トランプ大統領により2018年1月にSECのコミッショナーへ任命された方です。
もともと、ジョージ・メイソン大学の金融市場ワーキング・グループのディレクターを務めており、またリチャード・シェルビー上院議員のアドバイザーとして上院銀行住宅都市委員会の上席顧問としてドッド・フランク法の援用に関するアドバイスを行ったという実績のある方です。SECのコミッショナーはピアース氏を含む4人で構成されています。

今回の再審査はピアース氏の働きかけか?

その「クリプト・ママ」と称されるピアース氏より、下記のような再審査を示唆するツイートがありました。

委員長とコミッショナーは、スタッフに一部の仕事を委任おりスタッフはコミッションの代わりに仕事をしている。
だが、コミッションはスタッフの行動を見直すときもある。そして、それはこれから起こる。

そして、SECの公式から発表になったというわけですね。

今回、再審査になった理由は明らかになっていません。
ただし、再検討している間は23日に受けた9つの拒否判断は有効とはなっていて、再審査に要する期間などは今のところ開示されていないようです。

この再審査への判定変更の背景には、ピアース氏が関わっているのでしょうか。

そこの真実は不明瞭ですが、一転してほんの少しポジティブになったのは間違いなさそうです。