コイン相場一周年記念イベント「Next Economy Conference 2018」レポート~その④~

2018年9月15日、コイン相場の一周年を記念してNext Economy Conference 2018という仮想通貨のイベントが開催されました。
豪華な登壇者が勢揃いし、仮想通貨の未来にワクワクさせるようなイベントでした。
全4回に分けたられたレポートも今回が最終回になります。

最終回はコイン相場の新機能の発表です。「コイン相場Dappsプラットフォームについて」の内容についてレポートしていきます。

Next Economy Conference 2018とは

Next Economy Conference 2018は、一番使いやすい仮想通貨総合アプリであるコイン相場が一周年を記念して開催したイベントです。

仮想通貨でホットなテーマについて、各分野の先駆者によるパネルディスカッションが行われていました。

セッション間では、スポンサーごとの宣伝があったのですが、なかでも面白かったのが仮想通貨YouTuberななさん(@rootedpartners)による韓国企業Block Ratingのプレゼンです。

突如始まったYoutuber形式でのプレゼンテーションは非常に印象的でした。
特にパネルディスカッションで長時間対談を聞いていた後に、直感的に分かりやすいプレゼンは他とは一線を画していました

下の動画は実際にイベントで流された動画ではありませんが、イベントの感想をまとめた動画でクオリティがめちゃくちゃ高いです。

クリプトフォリオのフコロウさん (@CryptoC_x)も絶賛していました。

面白いって思った人は、ななさんが仮想通貨に関するニュースの分かりやすい解説ゲストのインタビューをしているBLOCK LINEにチャンネル登録してみてください。

そもそもコイン相場とは?

コイン相場はチャート、ポートフォリオ、ニュースなど仮想通貨を所持していくうえでほしいサービスが詰まったアプリです。

今一番使われている仮想通貨アプリであり、UXやUIが非常に洗練されています。
特にコイン相場ウォレット同士での仮想通貨のやりとりには手数料が全くかからず、しかも高速でやりとりできるので非常に使いやすいです。

コイン相場 - ビットコイン&仮想通貨アプリ

コイン相場 – ビットコイン&仮想通貨アプリ
開発元:FrontierOne Software
無料
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さて、第四回のセッション「コイン相場Dappsプラットフォームについて」ではコインJINJAのCEO徐楽楽さんとCOOの沼崎悠さんが登壇していました。

コインJINJAのCEOである除楽楽さんは、16歳からずっとプログラムをやっていたそうです。その後、コインJINJAを設立する前まで金融系のシステム開発を行なっていたという経歴の持ち主。

コイン相場のセキュリティの高さは除楽楽さんが金融系出身であることと関係があるのかもしれません。

一方、沼崎悠さんコインJINJAの共同創業者です。
新規事業開発のプロで、共同創業者は4社目になるそうです。

コインJINJAのTwitterアカウントの中の人であることでも知られています。

今までは仮想通貨が未来をどのように変えていくかについての対談がメインでしたが、最終回はコイン相場の新機能の発表です。

dappsブラウザ機能の追加

まず、コイン相場にdappsブラウザ機能が追加され、DEXやdappsのゲームが利用しやすくなることが発表されました。

dappsブラウザって何?っていう人もいるかと思いますが、dappsを利用する上で無くてはならないアプリケーションです。

そもそもdappsは使うときにガス代が必要になります。
ユーザーがブロックチェーンの維持費を負担する必要があるからです

現状、パソコンでdappsを利用する際にはブラウザにMetaMaskという拡張機能を追加することで維持費の支払いができます。
しかし、スマートフォンを使った場合、いちいちウォレットアプリを開いて支払いをしなければいけないので非常に手間がかかります

最初からウォレット機能を追加したブラウザがあれば、ウォレットアプリを別に開くことなくdappsを利用できますよね。
このdapps向けにウォレット機能が追加されたアプリがdappsブラウザになります。

コイン相場はブラウザ機能を追加することで仮想通貨マーケットのプラットフォームとしての地位を着々と築いていますね。

コイン相場Dappsプラットフォームについて

なんと、エンドユーザーだけでなく、開発者向けのサービスの提供も発表されました。
コイン相場を活用したAPIの提供です。

コイン相場のAPIを活用することで簡単に決済機能を追加することができます。
しかも、イーサリアムに限らず他のブロックチェーンでの決済もできるんです。

上記のようなコードを数行かくことだけで決済機能を必要とするアプリケーションが簡単に作れるようになります。
特にdappsの特徴として、一度公開するとアップデートを行うのが非常に難しいというものがあります。
万が一、決済機能にバグあった場合には大変ですが、コイン相場のAPIを活用することで安心できますね。

これによりdappsの開発のハードルが下がったと言えるでしょう。

実際に社員が試したときには一徹夜で新しいアプリを作ったり、既存のゲームに一時間で仮想通貨決済機能を追加することができています。

徐楽楽さん

写真が実際に開発した夢境というゲームですが、マリオのようにひたすらハイスコアを狙うゲームです。
ライフを全て消費したらトークンを使ってライフを購入することでゲームを続けることができます。

他にも、色んなプログラムが考えられ、実際に投銭ができるような仕組みを作ることができるでしょう。
例えば、フリマで想通貨決済ができるようにするアプリとかが考えられますよね。

今、こんなアプリ作ってみたいなと思える人はコイン相場主催のdappsのハッカソンが10月に開催予定らしいので注目しましょう。

なお、コイン相場のAPIを活用してdappsを作ろうとしている人をコインJINJAは支援してくれるそうです。
興味がある人はコイン相場のアプリのお問い合わせから連絡すれば協業できるかもしれません。

コイン相場トークン上場決定

イベント最後にはコイン相場のトークンが上場されることが発表されました。

Super Coin Viewというトークン名で、DEXのOceanONEで上場されるそうです。
発行元はシンガポールにある子会社JINJA.lmtです。

そもそもコイン相場ってトークンあるの?と疑問思う人がいるかもしれません。
コイン相場のICOは海外で行われ、日本では情報が発信されなかったため知らなくても無理はありません。

沼崎悠さん

本当は5%ぐらいICOしようかなと思ったけど、金融庁にダメって言われたので、海外での資金調達を行いました。

そのため、日本人の手に渡らないようにプライベートICOで、海外のブロックチェーン会社から資金調達をせざるを得なかったそうです。
ちなみにプロダクトがあれば資金調達が比較的スムーズにできるそうなので、サービスはできたけど資金が厳しい人は仮想通貨投資ファンドに相談してみましょう。

沼崎悠さん

海外に進出していくにあたりトークンを出すのは非常に重要で、今後は東南アジア南米アフリカに進出していこうと思っています。

以上でレポートは終わりになりますが、コイン相場の仮想通貨業界に与える影響を考えるとなかなか目が離せませんよね。
CoinVisionでは引き続きコインJINJAの動向に注視していきます。

コイン相場一周年記念イベント「Next Economy Conference 2018」レポート~その①~ コイン相場一周年記念イベント「Next Economy Conference 2018」レポート~その②~ コイン相場一周年記念イベント「Next Economy Conference 2018」レポート~その③~

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