仮想通貨の取引きには、大きく2つに分類されます。
- 現物取引
- 証拠金取引
現物取引は、トレーダー同士の売買で成り立つ一番スタンダードな取引方法です。
証拠金取引とは、売買の都度代金を支払うのではなく決済のタイミングで差額のみを精算する取引方法のことを言います。
この証拠金取引には「FX」「信用」「先物」の3種類がありますが、本記事では先物取引にクローズアップして解説していきたいと思います。
先物取引とは?
先物取引は基本的にはFXと同じです。
現物は持たず、証拠金取引を行い「買い」か「売り」でスタート(オープン)し、決済(クローズ)した時点での差金決済を行います。
FXと同じくレバレッジを効かせた取引も可能です。
FX取引きとの最大の違い
FX取引FXの決済に期限はありません。開始日に決済しても良いですし、持ち続けることも可能です。
ただし、スワップ(持ち越し手数料)がかかるので長期の保有はなるべくせずに、短期トレードで行うが一般的です。
ただし、スワップ(持ち越し手数料)がかかるので長期の保有はなるべくせずに、短期トレードで行うが一般的です。
先物取引予め定められた特定の日に特定の価格で決済することが確定しています。
予め定められた特定の日を「限月(げんげつ)」と言います。限月が来たら、強制的に決済となります。決済は売り・買い、どちらを選ぶことが出来ますので、
予め定められた特定の日を「限月(げんげつ)」と言います。限月が来たら、強制的に決済となります。決済は売り・買い、どちらを選ぶことが出来ますので、
- 限月のBTC価格(先物の価格):80万円
- 限月のBTC価格(実際の価格):100万円
例えば上記のようになっている場合、本来限月日に100万円じゃないと買えないBTCが先物で買っておけば80万円で買えるため、20万円得となります。
先物で売っていた場合は、本来100万円で売れるBTCを80万円で売ることになるため、20万円損しますね。
決済には必ずしも限月を待つ必要はなく、限月より前に決済することも可能です。
先物取引が可能な国内取引所
ビットバンクトレード
人気取引所のbitbankが提供している先物取引専用の取引所です。
売買手数料 | 0.01% |
限月 | 「今週物」「来週物」「四半期物」 |
スワップ | なし |
レバレッジ | 最大20倍 |
レバレッジを効かせて先物取引きを行う場合は、一番使いやすい取引所だと思います。
Bitflyer(Lightning FX/Futures)
こちらも人気取引所のBitflyerが提供しているサービスです。※現在、新規の口座開設は止まっています。
売買手数料 | 無料 |
限月 | 取引所の設定に準ずる |
スワップ | 0.04%/日 |
レバレッジ | 最大15倍 |
Bitflyerについては、本来かからないスワップが0.04%/日で徴収されますので注意が必要です。
使いやすさは提供があって、デイトレードなどを中心で使う場合はオススメですよ。
参考にしてみてください。
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