フィスコ仮想通貨取引所は、ジャスダック上場企業である株式会社フィスコの子会社が運営している取引所です。
最近は、Zaifから正式に事業譲渡されて一気に話題になりましたよね。
ワタル編集長
というわけで、今回はフィスコ仮想通貨取引所について、詳しく解説していきたいと思います。
目次
Zaifの事業譲渡に絡むフィスコ仮想通貨取引所への移行手続きを忘れずに!
まずはじめにZaifをご利用だった方は、移行手続きを忘れずに行ってください。
【⚠️重要:Zaif→フィスコ(手続き必須・1分で終わります)】
手順:
❶公式サイトにアクセス
❷事業譲渡の承諾
❸ログインして内容を確認ハッキング補償だけではなく『預けている資産の返還』を受けるために必要な手続きです。
Zaifに資産を預けている方は手続き必須です。 pic.twitter.com/yQltCeZ1Q6
— こよりと学ぶ仮想通貨 (@vc_koyori) 2018年10月22日
こちら11月22日までに、Zaifトップページから事業譲渡の承諾を行わなければ、預けてある資産が返還されないという恐ろしい事態を招く可能性があります。すぐに終わりますので必ず手続きをしておきましょう。
フィスコ仮想通貨取引所の特徴
フィスコ仮想通貨取引所の運営企業
運営会社 | 株式会社フィスコ仮想通貨取引所 |
資本金 | 3億8,706万円(2017年10月31日時点) |
代表取締役社長 | 越智直樹 |
親会社 | 株式会社フィスコ(東証ジャスダック上場) |
取引所名 | フィスコ仮想通貨取引所 |
公式サイト | https://fcce.jp/ |
親会社が東証ジャスダックへの上場企業ということで、運営会社への安心感はかなり高いと言えます。
フィスコ仮想通貨取引所で取り扱っている通貨
フィスコ仮想通貨取引所で取り扱っている通貨は以下です。
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン
合計6種類ですね。
こちらは決して豊富とは言えませんので、今後の取り扱い銘柄の増加を期待したいところです。
他の取引所との併用がオススメですね。
フィスコ仮想通貨取引所のメリット
親会社フィスコがジャスダック上場企業
フィスコ仮想通貨取引所は、親会社が上場企業という安心感はやはり大きいです。
ビットフライヤーとかコインチェックといったような独立勢力による運営は不安要素がありますよね。
そういう意味では、上場企業であれば経営状態を開示する義務がありますから、運営の透明性も高いですし安心できます。
セキュリティも安心できる
フィスコはもともと金融関係の企業ですので、セキュリティやコンプライアンス面は非常にケアをされています。
- 資産は完全に隔離された複数箇所に分けてコールドウォレットにて管理
- 取引所システムを複数層に渡って構築し、外部からのアクセスは一切不可能なシステム構築
- 顧客資産と会社資産の分別管理
- マルチシグネチャを採用
- フィスコグループの豊富な資金による経営の健全性
コールドウォレットとは?コールドウォレットインターネットにつながっていない仮想通貨の財布のようなもの。逆にインターネット上に仮想通貨を保管する財布をホットウォレットという。コールドウォレットはハッキングに強いが物理的な紛失リスクがある。
仮に最重要データの秘密鍵1つが漏洩しても、別の鍵がなければ送金できない高セキュリティな仕組みということです。
セキュリティの安全性や、経営会社の資金力というのは、ユーザーにとって非常に大切なポイントになっています。
その点に関しては、フィスコ仮想通貨取引所は信頼できると思います。
フィスコ仮想通貨取引所の独自通貨がある
フィスコ仮想通貨取引所には、3つの独自通貨が存在します。
- フィスココイン(FSCC):親会社の株式会社フィスコが発行
- カイカコイン(CICC):フィスコグループの株式会社カイカが発行
- ネクスコイン(NCXC):フィスコグループの株式会社ネクスが発行
フィスコグループの各社が株主優待の目的で発行された通貨です。
ワタル編集長
フィスコ仮想通貨取引所のデメリット
取引手数料がかかる
そこまで高くはないですが、フィスコ仮想通貨取引所は0.1%〜0.3%の取引手数料がかかります。
国内取引所は、BITPOINTやbitbankなど取引手数料が無料で使えるところがありますので、この点についてはデメリットと言わざるを得ません。
取引手数料だけを考えるのであれば、あえてフィスコ仮想通貨取引所を選ぶ理由にはならないでしょう。
取引所のユーザーがまだ少ない
こちらがフィスコ仮想通貨取引所の板情報と取引履歴になりますが、正直言うとかなり板が薄いです。
板が薄い=取引が少ないということですので、ユーザーがまだ少ないことが伺えます。
ただ、Zaifからの事業譲渡によって、ユーザーがそのまま移行してくる可能性が高いです。
そうなってくると、ここのデメリットは解消されると思いますね。
フィスコ仮想通貨取引所のメリット・デメリットまとめ
- 上場企業の子会社による運営の安心感
- セキュリティの安全性
- 独自通貨の売買が可能
- 取引手数料がかかる
- ユーザー数が少ない
現状は、まだメイン取引所として使うには弱いと思うので、サブ用に開設しておくと良いでしょう。
ワタル編集長
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