ウィンクルボス兄弟が創設した、超最先端の取り組みを行っている仮想通貨取引所Geminiをご存知でしょうか?
ウィンクルボス兄弟はビットコイン長者として、仮想通貨界隈ではもはや知らない人はいない第一線の人物です。
- 仮想通貨取引所Geminiの設立←本記事にて解説!
- ビットコインETFの申請(2018年7月に否認された)
- Virtual Commodity Association(VCA)と呼ばれる自主規制団体の設立
仮想通貨を普及させるために、こういった活動をされていて、仮想通貨の世界では超キーマンと言っても良いでしょう。
ワタル編集長
目次
仮想通貨取引所Geminiとは?
Geminiは2015年にウィンクルボス兄弟が設立した仮想通貨取引所です。
また、Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグへの訴訟や、それら一連の訴訟を映画化した「ソーシャルネットワーク」などでも有名。
ワタル編集長
Geminiの取扱通貨ですが、非常に少ないです。
・ビットコイン
・イーサリアム
ただ、2018年にライトコインとビットコインキャッシュが上場するので、取扱通貨はこれから少しずつ充実していきそうですね。
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Geminiの特徴といわれる先進的取り組み
世界で初めてビットコインのオークション形式を採用
「オークション方式」は証券取引所ではおなじみのやり方で、ニューヨーク証券取引所かナスダックの終り値により正確に決定するというありふれた方法になりますが、ただビットコイン取引所としては世界で初の試みであると言う点に非常に価値があると思います。
オークションは毎日17時に始まり、翌日の16時に終了します。
買い手・売り手ともにビットコインと米ドルで入札可能で、オークション開始から22時間50分を経過した時点で気配値が毎分ごとに更新され、15時59分まで入札取り消しを受け付ける、という流れになっています。
このオークション方式のメリットや狙いは、いくつかあります。
- オークションなので、その日の流動性を制限できる
- ということは、大口投資家の価格操作を回避できる
- ということは、一般投資家だけではなく機関投資家も参入しやすい
- 結果、ETF(上場投資信託)への承認も下りやすくなるはず
こういった狙いが裏にあったわけですね。
イーサリアムの取引が世界で初めてアメリカ政府に認可される
Geminiは、ニューヨーク州金融サービス局から、その顧客が仮想通貨を米ドルのために売買し米ドルを仮想通貨のために売買できる仮想通貨交換所運営の特権を与えられています。
これは、信頼会社としての地位が確立していることを表しており、法令遵守に努め、資本や金融に関する政府からの様々な要件を満たしているということです。
それによりニューヨーク州金融サービス局は、Gemini取引所でのイーサリアム取引の提供を初めて認可しました。
ワタル編集長
米ドルに裏付けされたペッグ通貨「GUSD」の発行
こちらは最近の動きですね。
世界で初めて規制当局の認可を得て法廷通貨に裏付けされた仮想通貨Gemini dollar(GUSD)の作成を発表。米ドルと1:1の割合で裏付けられます。
今回発表されたGUSDが本格的に台頭することによって、多くの人が米ドルからGUSDへ、またはGUSDから米ドルへというように、資産の流動性を高めることが期待できます。
ボラティリティ(値動き)の大きさは仮想通貨の決済手段としての使用にあたり、大きな壁になっているのは間違いありません。
アメリカの公式機関によって法定通貨を裏付けとするペッグ通貨が認可されたことはかなり大きな進展だと言えます。
ウィンクルボス兄弟が米ドルに裏付けられた仮想通貨を発行することを発表!
顧客の保有資産に対して保険を適用
Geminiの快進撃は止まりません。
さらに、アメリカの大手保険会社であるAON社と提携し、Geminiが運用・保有している仮想通貨に保険の適用をすると発表しました。
顧客は、自身の仮想通貨資産に対して他の金融資産と同レベルの保険保護を求めており、その具体的なニーズに答えた形であると言えます。
ワタル編集長
なぜなら、顧客は保護されることへの期待がより高まるであろうと予測できるから。
仮想通貨取引所Geminiのまとめ
- ビットコイン長者のウィンクルボス兄弟によって設立
- 世界初のオークション方式を採用
- 世界で初めてイーサリアム取引の認可を受ける
- 世界で初めて規制当局の認可を受けたドルペッグ通貨「GUSD」を発行
- アメリカ大手保険会社と提携し、顧客資産に保険を適用
ワタル編集長
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