仮想通貨取引所のZaifが約67億円のハッキング被害に遭っていたことが発覚

仮想通貨取引所Zaifを運営する株式会社テックビューロは、入出金用のホットウォレットのハッキング被害に遭い、約67億円の仮想通貨が流出したことを発表しました。

そして、発表内で以下のような対応を取ることも明示しています。

  • 業務提携をしているフィスコより50億円の支援を受けること
  • フィスコがテックビューロの株式を過半数取得すること
  • フィスコから過半数以上の役員の派遣を受けること

ただし、今回のテックビューロの対応には誠実さに欠ける点も見受けられます。

Zaifのハッキングが発覚してリリースされるまでの流れ

Zaifは、17日にサーバー障害により入出金を停止していることを周知していました。
そしてプレスリリースでは、18日に「ハッキングの事実が発覚した」とあります。

しかし、9月18日。Zaifの公式Twitterでは、ハッキング被害はなく顧客資産の安全が確認できていることを発表していました。

顧客資産の安全を確認とは、いったいなにを根拠に明示していたのでしょうか。

Zaifのリリース時間や対応の遅さ、誠実さに欠ける行動に不信感が募る

上記のことから、Zaifは虚偽の報告を行ったのでは?という不信感が募っています。
また、リリースの時間が深夜2時であったことにも疑問が浮かびます。

やはり、日本は特にコインチェック事件の一件もあり、流出には過敏に反応してしまいます。
仮想通貨界隈が少しずつ盛り上がりを回復させている中で、非常に残念なニュースであり、だからこそ誠実かつ早急に、真摯に対応をしてほしいと切実に願っています。

Zaifホルダーは資産の安全を確認し、すぐに出金しよう

Zaifで積立投資や現物取引をしている人は、すぐに資産の安全を確認のうえ、出金手続きを行いましょう。

資産は保証されているとありますが、上述のような不誠実な対応を見せられれば、この発表も真実かどうかは懐疑的にならざるを得ません。

必ず、自身の資産をすぐにZaifから移行させておきましょう。

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