アメリカの大手取引所である「コインベース」の取締役であったデビッド・マーカス氏が、Facebook社のブロックチェーン事業の研究責任者に就任することがわかりました。
もともとデビッド・マーカス氏は、Facebookのメッセンジャー統括を経て2017年12月よりコインベースの取締役に就任していました。
今回は、Facebookが手がけるブロックチェーン事業により集中するための人事であると発表されています。
デビッド・マーカス氏のツイート「挑戦をする時が来た!」
Time for a new challenge! After four amazing years leading Messenger, I’m going to setup a small group to explore how to best leverage Blockchain for Facebook. I will miss my fierce Messenger team, but I’m excited about the journey ahead. My full note: https://t.co/nBKAr7vyj9
— David Marcus (@davidmarcus) 2018年5月8日
同氏はTwitterで、上記のように語っています。
新しい挑戦をする時が来た!Facebook Messengerを率いた素晴らしい4年間に続き、今度はFacebook内でブロックチェーンを最大限に活用する方法を探求するためのチームを作ろうと思っている。これから始まる壮大な旅を前に、とてもワクワクしている。
Facebookによるブロックチェーン事業の目的とは?
Few reason why Marcus had to step down from Coinbase board;
1. FB launching an exchange.
2. FB launching a Crypro micro payment platform.
3. FB buying Coinbase?
4. FB launching a Crypto wallet?
Any others?— Ran NeuNer (@cryptomanran) 2018年8月10日
米CNBCの番組「クリプトレーダー」で司会を務めるラン・ニューナー氏は、今回の一連の報道を受け上記のような4つの予測を述べています。
- Facebookが取引所を設立する
- Facebookが仮想通貨のマイクロペイメントプラットフォームを構築している
- コインベースの買収を考えている
- Facebookが自社ウォレットを作成している
いずれにしてもFacebookが仮想通貨の関連事業に乗り出そうと考えている可能性が高いのは確かではないでしょうか。
ニューナー氏は、もしいずれかが実現すれば世界25億人の利用者を仮想通貨市場に巻き込むことが可能で、市場の活性化につながるのではないか。という見識も同時に示しています。
Facebookの今後の動きから目を離せませんね。
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