ビットコインやその他のコインが総じて価格下落している中、仮想通貨市場に対して懐疑的になっている声も少なくありません。
ただ、私の主観では「仮想通貨はここからまた上がる」と見ています。
もっと言うと、「今の下落は2019年の好材料による高騰の際に、大きな利幅を取るために仕組まれた大口投資家たちの戦略的な売りなのでは?」と推測をしているくらいです。
ワタル編集長
しかし、そう思っているのにはもちろん理由があります。
それは2019年の上半期、非常に良いニュースが重なっており、どう考えても好転する確率が高いと踏んでいるからです。
今回は、2019年の前半に起こる注目のファンダメンタルズをまとめていきます。
つまり、仮想通貨市場において言えば、法規制の動きや大口の機関投資家の動向など、市場動向によって仮想通貨の経済圏におよぼす影響のことを言います。
目次
2019年ビットコイン注目のファンダメンタルズ
VanEck版ビットコインETFの可否判断
ビットコインETFについては、言うまでもなく注目材料です。
ETFとは?日本語で「上場投資信託」という意味。上場投資信託として認められると証券取引所にて取扱いが可能となり「株式」などと同様に売買が行われるようになる。
つまり、ビットコインETFの承認が下りる=ビットコインが正式な金融商品としてラインナップされて、株式市場などと同様に扱われるようになります。
そうなることで、急激に仮想通貨の時価総額が高くなることも有り得るわけです。
現在、もっとも承認の可能性が高いとされるVanEck版ビットコインETFの可否期日が2019年2月27日。注目しましょう。
過去のビットコインETFの経緯については、下記をご参照ください。
ワタル編集長
Bakktのビットコイン先物取引所がローンチ
Bakktは、世界最大の取引所「ニューヨーク証券取引所」の親会社にあたる、インターコンチネンタル取引所(ICE)が設立する新会社ということで期待値がかなり高いです。
そのBakktが当初予定日から延期して、2019年1月24日にビットコインの現物に裏づけられた先物取引所を上場させます。
これは直近では最大のファンダメンタルズと見ている専門家も多いほど注目材料とされています。
Bakktによるビットコイン先物は現物引き渡しで取引きが行われます。
つまり、ビットコインの現物を市場から直接売買するため、ビットコイン価格にダイレクトで影響します。
さらに、Bakktは元Coinbase役員のAdam White氏を招へいし、最強の体制を整えつつあります。
Bakktの注目理由やさらなる詳細については、下記をご覧ください。
ワタル編集長
世界的投資会社フィデリティの仮想通貨参入
機関投資家などの大きな資産を預かる金融機関を「カストディアン」と呼びます。
フィデリティは世界でも有数のカストディサービス(資産預かり)を行っており、機関投資家からの信頼はバツグンです。
数多くの機関投資家を抱えているフィデリティが2019年初旬に仮想通貨への参入を発表しています。
その預かり額は驚愕の約6.9兆ドル(約760兆円)。
仮想通貨市場における全時価総額は約15兆円ですので、この巨額資産を預かっているフィデリティの参入がどれだけ大きな影響があるのか予想つくのでは?と思います。
フィデリティ参入における解説について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。
ワタル編集長
NASDAQがビットコイン先物で仮想通貨に参入
そして、これが直近のニュースです。
ニューヨーク証券取引所に次ぐ、世界で2番目に大きな証券取引所を誇るナスダックが満を持して仮想通貨への参入を発表しました。
ナスダックは6.8兆ドル規模の証券取引所です。日本円で言うと約750兆円です。
仮想通貨市場全体の時価総額は約15兆円ですから、ナスダックの参入がどれだけの影響を与えるかは想像つきますよね。
そんなナスダックが、2019年の上半期にビットコイン先物取引を開始することを公式で発表しています。
フィデリティとナスダックの参入だけでも相当な資金インパクトがあります。
ワタル編集長
2019年の上半期、ビットコインは高騰する可能性あり
いかがでしょうか。
これが、私が2019年に「ビットコインの価格はまた上がる」と見ている理由です。
繰り返しますが、仮想通貨市場の時価総額は現在約15兆円ほどです。
そこに700兆円超えのクラスタが連続で参入するんです。期待できませんか?
現在のビットコインの下落が、逆に2019年前半に上昇するための充電に感じるのは私だけでしょうか?
- ビットコインETF可否期日
- Bakktによるビットコイン先物
- フィデリティのカストディサービス
- ナスダックのビットコイン先物
これだけの大物たちが2019年の前半に時期を合わせたかのように参入してきます。
機関投資家も一気に動いてくる可能性はここしかないように思えています。
ワタル編集長
いずれにしても、2019年は仮想通貨市場にとってかなり勝負の一年になることは間違いないでしょう。
ぜひ、みなさんも2019年の上半期の高騰に期待して、安い今のうちにビットコインを買ってみてはいかがでしょうか。
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